附属病院・感染免疫内科附属病院・感染免疫内科

渡航外来のご案内

東京大学医科学研究所 附属病院では出張や赴任、旅行、留学等で海外に渡航される方を対象に、以下の業務を行なっております。
【業務内容】
  1. 渡航前・帰国後ワクチン(定期接種を除く)の相談、接種
  2. 渡航中に必要なマラリア予防薬等の処方
  3. 留学やビザ取得に関する証明書発行
  4. 渡航時健康診断(血算・生化学検査、心電図、胸部レントゲンなど)
  5. 渡航先の医療情報の提供

お問い合わせ先・予約/変更受付電話番号

東京大学医科学研究所 附属病院 
03-5449-5560(受診予約)
[電話対応時間] 
平日9:00〜16:00
(祝祭日・年末年始を除く)
  • ※完全予約制となっておりますので、希望される方は必ず予約された上でご来院ください。

対象の方

15歳以上の方で、旅行や出張や赴任、留学等のために海外渡航を予定されている方(短期滞在を含む)。

診療日時

  • 毎週木曜日 
    14:00〜16:00

上記以外の時間でも感染免疫内科の外来の時間に対応可能です。
上記の予約受付に電話でご相談ください。

渡航後の体調不良の場合は、渡航外来とは別の通常診療として上記時間に関わらず診療時間内であれば対応いたしますので、上記代表番号まで予めお電話ください。

当日の必要書類等

  • 健康保険証
  • 診察券(再診の場合)
  • 母子手帳および過去の予防接種記録
  • 母子手帳の接種記録に基づいて、推奨するワクチンやその接種回数が決まりますので、母子手帳はできる限り探してお持ちください。

    コピーや写真に撮ったスマートフォンの画面などでも構いません。

  • 予診票][問診票]は当日記載していただくことも可能ですが、事前にダウンロードをし記入していただいたものを持参していただけると時間が節約できます。

料金について

当外来で実施する診療は、全て「自費診療」となります

診察、検査、文書、ワクチン接種など、ワクチン接種のために実施した項目の合算が請求額となります。

診察料

  • 初診料: 3,168円
  • 再診料: 1,375円

渡航時健康診断

検査項目に応じて、診療報酬請求に準じた料金が必要となります。

文書料(証明書や診断書)

当院既定の料金
  • ※証明書の発行には2〜3週間程かかる場合があります。

ワクチン接種料(2019年10月現在)

ワクチンの種類やこれまでの接種歴によって複数回の接種が必要です。

以下は1回あたりの接種料です。

ワクチン料金(円 税込)
麻疹6,050
風疹6,050
麻疹・風疹混合(MR)8,800
おたふくかぜ6,600
水痘7,700
インフルエンザ5,060
A型肝炎7,700
B型肝炎6,050
破傷風5,500
狂犬病16,580
日本脳炎9,130
不活化ポリオ9,350
髄膜炎菌23,650
腸チフスワクチン(TyphimVi)9,020
狂犬病ワクチン(Verorab)12,650
A型肝炎(輸入 19歳以上)10,890
A型肝炎(輸入 15-18歳)9,790
成人用ジフテリア・破傷風・百日咳混合ワクチン7,920
*未承認輸入ワクチン
  • ワクチンの納入価に伴い、ワクチンの料金は若干変更になる場合もあります。
  • ワクチン接種料以外に、別途診察料が発生いたします。

マラリア予防内服

  • マラロン錠

    1錠550円(毎日1回1錠、流行地に入る1日前から流行地を出て7日後まで)

  • メファキン錠

    1錠1,690円(週1回1錠、流行地に入る2週間前から流行地を出て4週間後まで)

  • ※ 別途診察料、調剤料等がかかります。

その他の注意事項

  • 接種するワクチンは渡航外来で医師と相談のうえ、決めさせていただきます。
  • 未成年の方がワクチンの接種を受けるには保護者の同意が必要です。
  • 輸入ワクチンは海外では一般的に使用されているワクチンですが、本邦で未承認のため、万が一重篤な健康被害が生じた場合でも、公的な制度である医薬品副作用被害救済制度(重い健康被害に対し医療費や障害年金や遺族年金などが補償される制度)は適用されません。
  • 当院では現在、黄熱ワクチンコレラワクチンダニ脳炎ワクチンの接種はできません。
  • 高山病の予防薬も処方可能です。

安全に健康に海外で過ごすための現地情報 (渡航先の情報を確認しましょう)